「顧客満足度を高める品質管理実践」セミナーのご案内
開催概要
■ 1日間コース 9:30~17:30
■ 最少催行人数 8名
※ 開始時間についてはご相談可能です。
※ 半日への時間短縮や日を分けてなどの開催はいたしておりません。
1日間8時間での開催となります。
※ 会場はご相談に応じます。
通常は貴社オフィスまたは弊社指定の会場となります。
コース概要
ITシステム開発や運用プロジェクトにおいて、顧客満足度を高めるために品質を確保することは必要不可欠です。品質はテストで確保するものではありません。品質はプロジェクトの進行と共に作りこんでいくものです。顧客のビジネスゴールからブレイクダウンして品質目標を定め、それを達成するためにすべきことを決め、確実に実行していく必要があるのです。
本セミナーでは、ITシステム開発や運用プロジェクトにおける、品質管理の基本知識から実践技法までを説明します。PMBOK理論をベースにした、実務で使える実践的な考え方と技法を説明します。
<本セミナーの特徴>
顧客が満足する品質目標を設定し、顧客と品質目標を合意し、最終的に品質を確保していける実践的な技法が修得できます。セミナーでは事例紹介や経験談、演習を交えながら、開発や運用シーンでの品質管理の具体的なイメージが湧くように講義と演習を進めていきます。
■ PDU7ポイント対象コース
■ 講義60%・演習40%
対象者
対象:チームリーダーの方、小規模プロジェクトのPMの方
目安:チームリーダーまたはこれからPMになる方
参加の前提条件
ITシステム開発または運用プロジェクトの経験がある方
※ 経験がなくても知識があれば可
修得できること
■ 品質管理の基本知識と実践技法が修得できる
■ 品質目標を立て品質を確保する方法を決定できる
■ 適切な品質指標を定め、品質を正しく評価分析することができる
カリキュラム
<主な講義内容>
1.品質管理の基本知識
・ 品質管理とは何か
・ 品質管理のライフサイクル
・ ビジネスゴールと品質目標
・ 欠陥と障害の違い
・ 欠陥予防と欠陥除去
2.品質管理の実践技法
■ 品質をデザインする
・ ビジネスゴールの確認
・ 品質目標の設定
・ 品質を確保する方針の策定
・ 各工程の品質指標の設定(要件定義、設計、実装、テスト)
・ 各工程の品質保証方法の決定(要件定義、設計、実装、テスト)
・ 体制と役割の決定
・ 品質目標の顧客との合意
■ 品質管理を実行する
・ 品質目標のプロジェクトメンバーへの周知
・ 品質目標達成に向けたWBS策定
・ 品質指標値の収集
・ 品質の定量評価
・ 品質を定性的に観る
・ 品質向上に向けたアクション
・ 品質指標の注意すべき落とし穴
<主な演習内容>
事例を用いて、品質目標の設定と品質保証方法の決定のグループワークを行います。また、受講者のプロジェクトを演習題材として、「品質悪化要因チェックリスト」を用いてプロジェクトの品質状況を可視化し、品質が確保できない要因と対応策のグループワークを行います。
■ 主な演習範囲
・ 品質目標の設定
・ 品質保証方法の決定
・ 品質状況の可視化
・ 品質悪化要因の分析
・ 品質悪化要因への対応
※ カリキュラムは変わる場合があります。